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紫外線対策として用いられる成分には、 ・金属酸化物で反射させる方法 ・紫外線を熱エネルギーなどに変える成分によって吸収させる方法 ・抗酸化作用のある成分によって、活性酸素の生成を抑制する方法・・・があります。 ■紫外線対策として一般的に用いられている成分の種類
大まかに言えば表皮を鏡で覆っているような感じです。金属酸化物を表皮上にパウダー状に塗布することで、物理的に紫外線を反射・散乱させて紫外線の影響を防ぎます。代表的な成分として、酸化チタンがあります。これは、結晶の構造によってアナターゼ構造とルチル構造の二つがあります。 アナターゼ構造の酸化チタンは、活性酸素や酸素ラジカルといった老化を促す成分が作られる時の触媒となります。抗菌作用のある製品(タイルや床、便器など)はこのアナターゼ構造の酸化チタンを活用したものです。 化粧品に用いられる酸化チタンはルチル構造のものですが、製造過程での精製が不十分ですと、アナターゼ構造の酸化チタンが混合してしまうために活性酸素を作ってしまうというケースもあります。特に日焼け止めの成分において、精製不十分の酸化チタンが用いられると、肌への負担は非常に重くなります。また、酸化チタンそのものが活性酸素を作ったり、毛穴に入り皮膚呼吸を阻害し、肌の弱い方では刺激となるためこの成分を使用するのは控えるべきと言われています。
メカニズムは下図のように紫外線の吸収→ベンゼン核内にある分子活動の活発化(励起と言います)→熱エネルギーの放出を繰り返していきます。
また、分子が発する熱を効率よく放出させるためには、水分と共に蒸散させるのが効果的ですが、日焼け止めを使って肌がごわごわしてしまうのは、この紫外線吸収剤による熱が肌の水分を蒸散させてしまい、乾燥してしまうためです。
紫外線吸収剤が肌によくないというのはこのような励起した分子が、直接肌に触れる事による肌荒れや、熱放出に伴う水分の蒸散による乾燥が最大の理由かもしれません。
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