



お肌のタイプは角質層の水分量と、それを覆う皮脂量のバランスによって違いが出てきます。肌質がわからないままケアしては、効果が出にくいです。
左図を見て下さい。
「あれ?」って思いませんか。
そうなんです。“敏感肌”という肌質がありません。
敏感肌という肌質は、多くの場合“乾燥肌によるバリア機能低下が原因の過敏”なんです。
すぐにニキビができたり、化粧品で赤くなったり、湿疹ができたりという経験はあると思います。
それは、肌を守っているバリアである“皮脂”が少ないために外部からの刺激でトラブルを起こしやすいお肌だからです。多くの敏感肌といわれるのは、肌の皮脂が低下している「乾燥肌」です。もちろん、パラベンなどの特定の成分にアレルギー反応による肌荒れもありますが、すべての成分に対してアレルギー反応が出てしまうことは少ないです。
そして、肌質は次の四つに分類されます。
【普通肌】
皮脂量と水分量のバランスがちょうどに保たれています。
季節によって変化が多少は生じるので、季節・生活習慣に応じたケアが必要です。
【脂性肌】
皮脂の分泌が多く、どちらかと言えばニキビができやすいです。
洗顔をきちんとすることがとても大事ですが、石けんでの洗顔をしすぎて皮脂が多くなりニキビが悪化することが多いです。正しい洗顔がとても大切なお肌です。
【乾燥肌】
皮脂量や水分量が共に少なく、かさかさして小じわができやすいです。
アトピーなど先天的に皮脂が少なく乾燥しがちになる場合と、お化粧などによって毛穴や皮脂腺がふさがって後天的(人為的)に乾燥肌になる場合があります。
保湿も大切ですが、水分を蓄えられる角質層を作るように、洗顔を改善していくことも大切になります。
【混合肌】
Tゾーンなどは皮脂が多く、頬などはかさつくタイプです。Tゾーンはどなたでも比較的、皮脂が多めですが、その差が激しいです。それぞれの部位にあったケアが必要です。



お肌のタイプが分からないなら、簡単な判断方法を伝授しましょう。
1.まずは洗顔料で洗顔をしましょう。
2.洗顔後、何も付けないでそのまま15-20分待ちます。
3.お肌の状態をチェック!
■顔全体がカサカサしている・・・[乾燥肌]
■かさつきも少なく、てかりもない・・・[普通肌]
■顔全体がうっすらと、てかっている・・・[脂性肌]
■かさついている部分と、てかっている部分がある・・・[混合肌]
お肌のタイプを踏まえて「Give&Giveアイテム一覧」を見てみましょう!
